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武術で大切なこと

武術とはなんでしょうか?

いろいろな意見があると思いますが、僕にとっては武術は相手を制圧するための技術です。

武術には文化や宗教や思想等の影響を受けている部分が多く見受けられ、武器や徒手の技に止まらず時代を生き残る為の兵法的な部分も確かにあります。

しかし、それらの部位を取り出して、これこそが武術なのだと言いたくはありません。

それらの部分は心の中に納め、理解していくものであると考えています。

 

僕は武術の格闘技術としての意義に価値に求めています。僕にとっては武術は相手を制圧するための技術です。

力比べ、我慢大会ではなく、攻防の主導権を掌握して相手を制御する。撃たれずに打ち、投げ、極め、固める。

楽をして相手を戦えないようにする技術が僕にとっての武術といえます。

『楽をして』というのは否定的に解釈されるかもしれませんが、実際に殴ったり、蹴ったりする中で、自分の消耗を少なく相手を制圧するという意味です。普段の練習で楽をするという意味合いではないのであしからず。

格闘技術として『楽をして』相手を戦えないようにする技術・・・これこそが武術で大切なことだと思います。

Posted in 副会長の独り言.


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