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2000年世界の武術、格闘技(1954年世界の武術、格闘技事情その3)

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現代のミャンマーラウェイの試合、バンテージを巻いているが一番素手に近い立ち技での試合
肘、膝、投げ、さらに頭突きや体当たりまで有りです。
(八極拳や合気道等の伝統武術は徒手格闘技として見ると、ほぼ同じカテゴリーとなります。恐ろしいですね~(^_^;))
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組技の世界最高峰といわれるアブダビコンバットのハイライトシーン
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最近のボクシング長谷川穂積vsファッシオ戦

打撃系、組技系共に50年の時間の中で技術が進歩しているのがよくわかるのではないでしょうか?
柔道のような組技を主体とした格闘技は、大味な感じではありますが、1954年の段階で現代の技術の基礎が確立されています。
それに比べ、打撃系の試合では現在のセオリーといえる部分がまだ確立されていなかったことがよく分ります。
両者を比較すると、打撃系の(特にボクシング)技術の進歩の速さは目を見張るものがあります。

防具の発達と、試合形式の整備によって、打撃に対する恐怖心が緩和され、技術の飛躍的な向上が見られたのだと思います。しかも、ボクシング、ミャンマーラウェイを比較すると、基礎技術が向上しても素手に近い状態にフィードバックされる段階で、防具に頼った技術や、防具に対する精神的な甘えといった部分が削ぎ落とされている。

昔、剣術の世界でも、戦国時代から江戸時代へと変わっていく中で、戦場での剣術が、道場での剣術に変わっていく時に同じように技術的な向上があったようです。しかし、明治維新の時、道場剣術では役に立たないとゆう弊害も見受けられた・・・ということと重なるように感じます。

安全性を確保し、技術の向上を目指す。しかし、道場だけでの技にならないように絶えず現実をみつめるバランス感覚と、一つ一つの積み重ねを継続する姿勢が大事なのだと改めて思いました。伝統武術を現代に活かす・・・このサイトのテーマでもある訳ですが、今更ながらに世間の格闘技、武術の多様性について考えさせられました(^_^;)

Posted in 副会長の独り言.


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